twitterでのレビュー・感想

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Amazonレビュー

音楽にまつわる新刊が出ると、まずは地元の図書館にリクエストを出す。

幸い、私の住む自治体の図書館は、すぐにリクエストに応えて購入してくれるので、他の図書館では考えられない数のリットーミュージックやシンコーミュージックの音楽書籍が揃っている(笑)。言うまでもなく、そのほぼ全てが私のリクエストによるものである(笑)。

そして、購入してもらったウチのほぼ全てが「自分で買わなくてよかった・・」と思わせる駄作ばかりで、読破しないうちに返却するのが常だ。

この本も半分読まずして返却した・・・・

何故なら、自分で購入して、自分のものにしたかったから。

それほど興味深い内容で、久々の「当たり」である。
私の長年の唯一のバイブルである市川宇一郎氏の「リズムに強くなるための全ノウハウ」を凌駕する内容にただただ感動するばかり。(「リズムに強く〜」は薄い本ではあるが、私の考え方をガラリと変えた素晴らしい本)

独学でギターとピアノを演奏して約30年。やはり最後はリズム・グルーヴに行きつくのだろう、自分なりに色々研究をしている中で、今現在思い至っているのは「意識」と「フィール」でガラリと変わるということ。

おぼろげにそんな考えを持っていたところに、この本との出会い。正に目から鱗の連続で、自分の考えをさまざまな角度から裏付けしてくれているような内容。

例えば、「フィルインはセクション最後ではなく、次のセクションの前にくっついているもの」
この考え方にはノックアウトさせられました。これを意識したその瞬間に自分のプレイが変わったのを実感したほど。こんな誰も教えてくれないような金言がぎっしり。

「ウラをオモテとして感じる」これは前述の市川氏の著書でも少しだけ言及されていた事項だが、石村氏が深く具体的に取り上げており、これが体得できれば必ずや何かが見えてくると期待させるテーマ。

シャッフルの章も秀逸で、市川氏の上記書籍内でのシャッフルの感じ方も併せて体得できれば鬼に金棒だろう。

1拍半の重要性、タイムチェンジの面白さなどなど、奥が深い内容がぎっしり。正に「震え」が出てくる思いで読み進めてます。

ギタリスト向けのリズム・グルーヴに関する書籍もないわけだはないが、どれも全て駄作。何の役にも立たないものばかり。

しかし、本書はタイトルに「ベーシスト」とあるから、他の楽器奏者はスルーしがちだが、絶対に読むべき内容が詰まった一生付き合えるバイブルである。

最後に、著者と編集者へ提案:タイトルの「ベーシスト」という限定語を排除して「全プレイヤーのリズム感向上メカニズム」にすべし!!(笑)

私は長らくアルトサックスを演奏していましたが、訳あってベースに転向した人間です。

主にJAZZを演奏していますが、どうしてもJAZZ独特の四分音符の「弾む鞠」のようなノリを出すことが出来ずに悩んでいました。個別レッスンでも「裏の感じ方」の指摘を受けましたが、どうやれば感じ方が変わるのかもわからないまま、ずっと演奏していました。

本書に出会い、その解決方法がズバリ記載されており、しかも実際に練習してみたところ、僅かながら効果を実感できました。
本書に書かれていた内容で一番腑に落ちたコンセプトは「なるべく細かい音符を自分の身体にインストールしておき(8分 16分)、それを軸にして休符や、より音価が長い音符も演奏する」という考え方でした。
この考え方を実際の練習でどのようにやるか? の譜例やパターンも豊富です。付属CDにも収録されており、丁寧な作りになっております。

正直、本書に書かれている練習は単純なわりに慣れるまでが難しいです。
しかし、「きちんとリズムがとれていないうちにやる曲練習より、単純でも続ければ確実にリズムが良くなる練習のほうが楽しい」と思えるように、考え方やコンセプトが理路整然と書かれていて、私は納得しながら、自信を持って取り組むことができました。

一つ一つの譜例を真剣にやると、かなり進みが遅いです。時間が掛かります。ですが、これら譜例を身体に染み込ませ、じっくり本書をこなした後には、揺るぎないグルーヴを手に入れられると信じています。

数々のベース関連の書籍を読みましたが、本書が一番気に入りました。一生手元に置いて、自分の音楽人生の伴侶にしたいと思います。内容を見れば、値段が安く感じると思います。

私は本書を手に入れて、トレーニング開始してから4ヶ月が経ちますが、最近は「四分音符を時間たっぷり弾く感覚」と「8分のウラを自分の中で鳴らして、音を止める場所の感覚」が、きちんと磨かれてきたと実感しています。

最高のリズムトレーニングバイブルです。

本書では、リズムについての本質的なところからわかりやすく、かつ実践しやすく書かれている。納得できる程度の理屈と共に、メカニズムを解説してくれているところが良い。ともすれば根性論やただ繰り返せ、で終始する他書籍とは一線を画すると思う。

初心者が教則本の次に買うのがおそらく、フレーズ集や毎日トレーニング系の本だと思う。それらはたいてい、記されているテンポで一発で弾けるようなものはなく、初心者は半分くらいのテンポから徐々に上げていくことになると思う。そこで本書のノウハウが生かせる。ゆっくりなテンポほど正しくリズムを保つことが難しいことが、本書の序盤に登場する。

ゆっくりであってもハイテンポであっても、リズムを保つことは重要であり、しかしながらゆっくりできることから積み重ねないと絶対に実力にならないことが本書に示されている。

つまり、初心者ほど、本書でリズム感を習得しながら、正しいリズム感と共に、日々のフレーズ練習を行えば
リズム感+ベースが弾ける=ベーシストとしての成長
となるわけです。目先の楽曲演奏も大切ですが、長い目で見て、こつこつ本書と毎日フレーズ集を「正しいリズム感で」進めることで、ベーシストとしてのとても大切な基礎を固められると思います。

本書は、リズムについての、とっても大切なことを教えてくれる気がします。良書です。

この本を書店で見かけ、ずっとやろうと思いながら、やらずにいた。しかし、どうしても気になり購入。内容は素晴らしいとしか言えない内容です。

わかりやすくいうと、音符を分解して、複雑なリズムを簡単にするという感じ。さらに休符の感じ方なども詳しく書かれている。
この本のトレーニングを積むと演奏中も常にリズムを感じたままになると思います。

市川宇一郎さんの著作を手に取りましたが、こちらのほうがベーシスト向けに書かれていて、大変良かったと思います。リズムに自信がない方が絶対にやるべきです。

「ベーシストのためのリズム強化書」という本があります。クリックを使ったトレーニングの本ですが、実際にどのようにリズムをとればいいのかということは提示されていません。私は試行錯誤してやりましたが、まだリズムに自信は持てませんでした。

この本ではその方法論が具体的に描かれています。この本をやった後は自分で音符を分析し、考えるベーシストになると思います。ただし、簡単ではありません。自分で何度も、思考し、咀嚼し、実践しなければなりません。簡単なことではありませんが、それができる人にはお勧めです。

初心者はやらないほうがいいのではないかと思います。最初からジャズベースですし、興味がもてない人は退屈に思えて、身が入らないのではないかと思います。いろいろなことを経験し、リズムに苦労しているベーシスト向けです。