ベースだけでなく、広い意味でのリズムセクションの人(つまり、ギター・キーボード・ベース・ドラムのプレイヤー)が、ものすごく気をつけなくちゃいけないポイントがあります。

それは、特に「伴奏する」時の話です。ソロやメロディではなく、バッキングのフレーズを演奏してるときですね。つまり、演奏の90%以上の時間のことです。(もちろんソロやメロディを弾いているときだって同じく大事なことですが。そういう意味では、リズムセクションに限らず、ホーンやストリングスにとっても大事です。) そして、特定のジャンルや曲調に限った話ではありません。

では、その気をつけるべきポイントとは何か。

それは

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これ、めちゃくちゃ大事なことなんですよ。

これは、いわゆる「メロディアスなフレーズ」を弾こう!という意味ではありません。

たとえそれがギターや鍵盤のコード弾きでも、ベースのルート弾きでも、ドラムのシンプルなロック・フレーズでも、それを「歌」にしなくてはいけません!

ただのバッキング、ただのコード弾きじゃダメなんです。それが「歌」になってないとしたら、その演奏には命が宿っていないってことです。

音も合ってて、リズムも正確で、音色も良くて、テクニックもあったとしても、それが「歌」になってなかったら、その演奏には何かが決定的に欠けています。しかも、一番大事な何かが。

画竜点睛を欠く、ということですね。

じゃあ、「歌」って何だ。これは一言で説明できるようなことではないし、一万字使っても説明できないことかもしれません。歌い方は人それぞれです。正解は人の数だけあるのかもしれない。

だからと言って、どんな歌い方をしたってOKってことでもない。それぞれの曲がその曲なりの歌い方を求めてきているはず。曲そのものが、こういう方向性で歌ってほしい、って言っている。まずはそれを見抜けるかどうか。そこを見誤ると、曲にそぐわない演奏になってしまいます。それを見抜くには、いろんな音楽をたくさん聴かなければいけないし、それもただ単に聴くだけでなく、いろんな角度からアプローチして学ばなきゃいけないです。伝統を知れ、ということです。

さて、その曲なりの歌い方の方向性があるということは、そういう枠組み(制限)があるということです。それを分かったうえで、その枠組みの中で自分はどう歌うのか。それが個性です。ときには、敢えてその枠組みを踏み越えて、意図的に違う方向性の歌い方をするのが効果的な場合だってあります。でもそれは、何も分からずにただ自分流に好き勝手に演奏するのとは全然違います。

言葉だけでは説明できませんが、ヒントをいくつか。

流れを感じること、理解すること。必要なら徹底的に分析もする。

どこで息をする?

どこを強調する?

どういうニュアンス、どういうイントネーション、どういう発音?

まわりと息は合っている?

どんなフレーズを弾く時でも、それを「歌」にしましょう。

 

Aloha Bass Coachingは、世田谷・狛江・登戸エリア(和泉多摩川)と町田・相模大野・中央林間エリア(東林間)で、ベースレッスンとリズムレッスンを開講している音楽教室です。リズムレッスンはベース以外の楽器も受講できます。レッスン会員を随時受付中です!

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楽器の演奏は「歌」にすべし

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