こんにちは、『ベーシストのリズム感向上メカニズム』の著者、石村順です。

前回の記事でこう書きました。

窓枠ではなく、その向こうの風景を見よう。小節線や拍ではなく、その向こうの音楽そのものを感じよう。

「目の錯覚」によって、フレーズを小節線や拍で区切ってしまい、細切れに捉えてしまう。これでは、ギクシャクした朗読、不自然なセリフみたいな、グルーヴのない演奏になってしまいます。

そうじゃなくて、それぞれのフレーズそのものが持っている本来の流れを大切にして演奏するのが大事なんです。

これはつまり、フレーズをどう解釈するか?ということです。

「いや、解釈とか小難しいことしちゃダメだよ、感じて弾かないと。Don’t think, feelだろ」と言う人もいるかもしれません。

でも、実際は誰だって、いつでもフレーズの解釈はしているんです。解釈って、要は「このフレーズはどういうフレーズなのか?」ってことですから。ただ、多くの場合、無意識に解釈しているだけなんです。

小節線や拍でなんとなく(無意識に)区切りを感じながら演奏するのも、一つの解釈。そうではなく、フレーズ本来の出発点や区切りや着地点で息継ぎをしながら演奏するのも、一つの解釈。そのフレーズ本来の流れを無視して弾くのか、流れを感じて弾くか、の違いです。

これは決定的な違いです。

流れを感じるとは、つまり「歌う」ということです。

歌を歌うときに、小節線とか拍でいちいち区切ることはありません。フレーズ(メロディー)そのものの区切り、言葉の区切りで呼吸しながら歌います。その流れを無視して、小節線の手前でブレスしたりはしません。そもそも歌う時に、小節線とか、ここはオモテ、ここはウラ、などということを意識しないでしょう。

ベースの演奏も、「音の羅列」ではなく「歌」にしましょう。
指が動くから弾くのではなく、心から湧き出るから演奏するのです。

〜『ベーシストのリズム感向上メカニズム』より〜

ベースの演奏も、「音の羅列」ではなく「歌」にしましょう。指が動くから弾くのではなく、心から湧き出るから演奏するのです。石村順『ベーシストのリズム感向上メカニズム』

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